早「神奈子様!こんなに寒いのに、石畳の隙間から新しい芽が出てますよ!これも奇跡の力、神徳の為せる業でしょうか!」
神「私の力はそういう類のものだったかね…^^; これは奇跡なんかじゃないさ。その芽は、この厳しい季節だからこそ、芽を出したのさ。」
早「何もこんな時期に出さなくても…春を待てば良いじゃないですか」
神「ここは参道のど真ん中。こんな季節じゃなきゃ、出た途端に参詣客に踏まれちまう。だから、踏まれてもすぐ立ち直れるほど頑丈になるために、今から根を張るのさ」
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フォロワーさんからのリクエストを受けて描きました。
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