A’s劇場版見に行きましたよ

先週土曜、初日の初演を観に行ってきました!(注:翌日も観に行きました 注2:翌週も観に行きました)

実はなのはアニメ3部作のうちA’sが一番好きな自分は、今回の劇場版に非常に期待していまして…というのも、事前にグレアムやリーゼたちが出ないといった設定変更がわかり、しかもそれが自分の期待するところと一致していたのです。で、これはきっとSW劇場版と並んでお気に入り作品になるに違いないと。
《謝辞》 初演のチケット手配に尽力して下さった菊花さつきさんに心より御礼申し上げます。

 

[以下ネタバレ中尉注意]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
TV版からいろいろと変わっていますが、特にコメントしたいのは以下の2点。
(1)フェイトとなのはの再会とヴォルケンリッター襲撃の時系列が逆転
これはかなり賛否両論あると思いますが…自分は受け入れられる変更。TV版はフェイトの登場シーンがちょっと出来すぎ狙いすぎな感があって、自分のような汚い大人にはリアリティが感じられない部分でした(確かにドラマチックな展開ではありますが)。劇場版では全く異なる展開となりましたが、TV版よりもシリアス且つリアリティを感じる進行だったので、本当に臨場感を持って楽しむ(半泣きになりつつ)ことができました。”出来すぎ”なシーンは最後の方に取ってありますしね!(フェイトが夢の世界から還ってきたシーン)
(2)グレアム・リーゼを外し、ハラオウン家の因縁というシンプルな筋に
これです!リーゼファンには申し訳ないけども…!この辺の設定が何だか蛇足な感じがしていて、11年前の因縁というか、そういったものがハラオウン家に集約したことでより感情移入できるようになった気がします。TV版でのグレアムの考え方が、(自分にとっては)あまり納得いくものではなかったし、一方今作ではリンディやクロノの11年前に対する心情がより分かり易く掘り下げられています。自分の中のリンディ株が急上昇です。しかし3歳のクロノ大人すぎないかww

他にも、頁蒐集によるはやての救済に最初に疑問を呈するのがヴィータからシグナムに変わっていたり、そもそも闇の書の封印解除の切っ掛けが違う、戦闘シーンの大幅な強化、自動防衛プログラム(今回名前が与えられましたね…直訳すると夜の鯨?この辺はドイツ語詳しい人に訊きたい)のキモさ当社比10倍、アルカンシェルのファイアリングロックシステムがちょっと変わってるなどいろいろあります。それらも含めて…とにかく、無印劇場版も素晴らしい出来だったと思いますが、A’s劇場版はそれを凌いでいると思いました。1クールのアニメを1本の映画に集約し、しかもいろいろ削り落としてるはずなのに濃くなった気さえしてくるこの出来。これはリピートせざるを得ない! SWは10回以上劇場に足を運びましたが、A’sは…仕事さえ無ければSW並に行くかも知れません。

 

[おまけ]
リピーター特典でフェイトの色紙はgetした!→http://twitpic.com/aa5897
初回チケット獲得に尽力して下さった菊花さんにお礼で差し上げたフェイトのイラストをセピア縮小verにてひっそり公開
(※A’s劇場版公開前に描いた物なので、無印劇場版準拠です)

 

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